従来、73K(-200℃)以下の温度計測をする際は、金鉄クロメル熱電対や白金コバルト測温抵抗体等を使用するのが一般的でしたが、特殊な合金やレアメタルを使用しており、供給が不安定で価格も高くなってました。
林電工では、感温素子に一般的な白金を使用し、安定供給、ローコストを実現しました。

特長

  • 4K~296K(-269℃~+23℃)まで測定可能
  • 変換器付も用意しており、4-20mA DC 等の各種アナログ信号に変換可能
    ※変換器付は、10K(-263℃)~ 対応可能
  • 全数校正を行い、1℃ スパンの抵抗値テーブルを記載した成績書を添付

【より使いやすく、より短納期に】

  • JISC1604-2013に相当する試験をクリアしており、壊れにくく高い信頼性
  • 国内工場で製造し、一般的な測温抵抗体と同様の納期にて提供
  • 定期校正も、液体ヘリウム不使用にて、より短納期に安価にて対応

仕様・外形図

種類 使用温度範囲 許容差 変換器 公称抵抗値 測定電流 導線形式
4K以上 10K未満 10K以上 77K未満 77K以上 296K以下
A type 4~296K(-269~23℃) ±0.5K ±0.5K ±1K × 5000Ω 1mA 4導線式
B type 10~296K(-263~23℃) ±0.5K ±1K × 1000Ω 1mA 4導線式
C type 10~296K(-263~23℃) ±1K ±1.5K 1000Ω 1mA 4導線式

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