2024/10/01 ニュース/トピックス 「ポータブル振動解析システム Kenjin」新機能、およびビューワソフトウェアをリリース ! 「ポータブル振動解析システム Kenjin」について、お客様の振動解析・診断業務において更に利便性を高める新機能、およびビューワソフトウェアをリリースしました。 従来、振動のみだった入力パラメータが、新機能によりプロセスデータ (発電量、圧力、流量、温度など) も同時収集できるようになり、トレンドグラフ上に振動解析データと同じ時系列で描画やX-Yグラフで振動値とプロセス量の関係を描画するなど、プラントの稼働条件と振動現象との関係性、相関の評価などの観察が可能となりました。 さらに、今まではこれらの収集したデータはデータ収集用PCでのみ振動解析を行うことができましたが、データ収集用以外の現場近くまたは遠隔のPCにてデータを共有し、複数の技術者が同じ収集データにて振動解析を展開できるソフトウェアもリリースしました。 これによって、現場で収集した振動およびプロセスデータをE-mail添付やデータ転送サービスの利用、USBメモリやCD-ROMなどの記憶媒体の転送により、例えば本社の技術部隊から現場への遠隔解析支援を実現し、回転機械の保全に重要なデータを、より有効に活用いただけるようになります。 新機能、およびビューワソフトウェアのご紹介プロセスデータ入力機能 (XJ-2100 解析ソフトウェアのオプション追加* ) 振動以外のプラントの運転データ (発電量、圧力、流量、温度など) を1~5 VDCなどの電圧入力で同時に収集でき、プロセスパラメータに応じたスケーリング (単位) で記録します。 振動データとプロセスデータの関連性をトレンドグラフ、X-Yグラフなどで表示します。 * KJ-2000B データ収集装置はそのままご利用できます。 XJ-3100 データビューワソフトウェアKenjin KJ-2000BとXJ-2100で収集したデータのフルバックアップまたは部分バックアップしたデータを、XJ-3100データビューワソフトウェアを搭載したPCに取込むことで、XJ-3100データビューワソフトウェアでもデータの表示と解析が可能となります。 ※XJ-3100データビューワソフトウェアは、XJ-2100解析ソフトウェアと同じデータ表示・解析機能を有していますが、KJ-2000Bデータ取集装置を接続して直接データを収集することはできません。※バックアップデータの転送例:E-mail (データファイル添付) 、外部メモリ (USB/CD-ROMなど) 、データ転送サービス(Web) *1 Microsoft SQL ServerがExpress Editonの場合、取り込めるファイルは10 GBが上限となります。 製品ページ▶ ポータブル振動解析システム Kenjin ※Kenjin(登録第5556548号)は新川電機株式会社の登録商標です。 この記事に関するお問い合わせはこちら 問い合わせする