中小規模のポンプ、ファン、コンプレッサなどの回転機械に取り付けられた振動トランスデュ―サなどからの信号を入力とし、絶縁された4 ~ 20 mADCまたは1 ~ 5 VDC信号に変換します。

製品概要

CBMを身近にする小型変換器

VM-21シリーズ変換器は、回転機械に取り付けられた変位振動トランスデューサ、加速度/速度振動トランスデューサやLVDT差動トランスなどからの信号を入力とし、監視・制御機器に接続しやすい、絶縁された4 ~ 20 mADCまたは1 ~ 5 VDC信号に変換を行う信号変換器です。
CBM:Condition Based Maintenance (状態基準保全)

特長

  • 振動(変位/速度/加速度)、軸位置(スラスト)、回転数、バルブ位置(蒸気加減弁開度)用の変換器をラインナップ
  • 横幅30 mmのスリムな設計で高密度実装(DINレールまたは壁面取付)
  • 入力異常検知(バーンダウン)機能付
    入力トランスデューサの断線などを検知した場合、4 ~ 20 mADC(1 ~ 5 VDC)出力をバーンダウン(0.8 mADC
    または0.2 VDC以下)し、異常を知らせます。
  • 精密診断用振動波形出力付(バッファ出力)
  • 入力トランスデューサへの電源供給(センサ電源出力)
    トランスデューサを駆動するための電源を別に準備する必要がありません。

システム構成図

振動、軸位置、回転数の場合

バルブ位置(蒸気加減弁開度)、ケース伸び(車室伸び)の場合