仕上げ圧延機では運転開始前に停止状態で落下保持されているロールを油圧によってジャッキアップし、油膜形成後、回転を開始します。ロールの浮上確認は油圧とともに渦電流式変位センサによってロールの浮上量が測定されています。またロールのスラスト方向への移動は板厚へ悪影響となる場合があります。圧延中のスラスト変位測定によって製品の品質管理とともにスラストベアリングの劣化監視、状態監視による効率的な整備、メンテナンスが行なえます。
セレクションガイド
シリーズ | VCシリーズ 渦電流式非接触 変位・振動計 |
Quick RIVERNEW FA/ラボ用非接触変位計 |
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製品 イメージ |
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測定レンジ | 0 ~ 500 μm 0 ~ 1,000 μm 0 ~ 2,000 μm 0 ~ 4,000 μm 0 ~ 6,000 μm 0 ~ 8,000 μm 0 ~ 10,000 μm 0 ~ 15,000 μm 0 ~ 25,000 μm |
0 ~ 2,000 μm 0 ~ 5,000 μm 0 ~ 10,000 μm |
直線性 | ±0.5 % of F.S.(VC-Mタイプ) ±1.0 % of F.S.(VC-Cタイプ) |
Typ. ±1.0 % of F.S. (ターゲット材質: S45C、SUS304など) |
周波数応答 (-3 dB) |
DC ~ 1 kHz(VC-Mタイプ) DC ~ 20 kHz(VC-Cタイプ) |
DC ~ 100 Hz |
センサ使用温度 | -10 ~ +130 ℃(標準) 高温用センサ: +200 ℃ |
-10 ~ +70 ℃ |
センサ温度特性 | ±0.015 % / ℃(典型値) | -0.05 % / ℃(典型値) (0 ~ 2,000 μm レンジ) |
特徴 |
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