蒸気タービン、ボイラ給水ポンプなどの回転速度監視 ◆ 回転速度と回転加速度を監視 ◆ 極低速域から高速域まで高精度測定 ◆ ポンプやコンプレッサの性能監視 ◆ 回転方向検知(順/逆方向回転速度) 渦電流式変位センサは、回転軸に取り付けられた歯車(ギア)形状のターゲットあるいは位相角基準マーカ(キー溝など)の凹凸形状によるセンサとの距離の変化(変位)を回転速度の影響を受けず検出し、安定したパルス状の電圧信号を出力します。この渦電流式変位センサの信号は、回転モニタに入力され、蒸気タービン、ボイラ給水ポンプ、コンプレッサなどの重要な運転管理パラメータである回転速度、回転加速度の監視あるいは順方向/逆方向の回転速度監視によりポンプの性能・効率の維持、逆方向回転からの保護に利用されます。 クリックで拡大表示 (左:回転速度/回転加速度監視例、中央:回転速度監視、回転方向検知例、右:3重化冗長例) こんな課題はありませんか? タービンの起動・昇速時においてターニング速度から定格回転速度まで全速度域で回転速度および回転加速度をリアルタイムかつ確実に監視したい。 ターニング運転時や極低速回転域の回転速度測定の精度・信頼性を向上させたい。 回転速度の微小な変化、脈動を高精度に捉え、設備の状態変化を早期に把握したい。 一般的なタコジェネレータ(回転速度発電機)では低速回転域で十分な出力電圧が得られず、測定精度の低下を招く場合がある。またブラシなどの摩耗部品の劣化に伴うメンテナンスが課題となる。 ポンプやコンプレッサの起動時において逆回転を自動検知し、設備の損傷防止と安全性向上を図りたい。 保守負荷を低減しながら、長寿命で高信頼性の回転速度監視システムを構築したい。 当社の渦電流式変位センサがお客様の課題を解決します。 このページで分かること 渦電流式変位センサの外観 渦電流式変位センサの特長と導入メリット 回転速度監視/状態監視構成例 回転機械の種類に対する状態監視パラメータの適用 セレクションガイド 関連製品/サービス 関連コラム 渦電流式変位センサの外観 ▲ 変位・振動トランスデューサ(FKシリーズ) 渦電流式変位センサの特長と導入メリット回転モニタとの組み合わせにより、蒸気タービンの起動・昇速時におけるターニング速度から定格回転速度までの全速度帯域で回転速度・回転加速度をリアルタイムに監視可能。 ポンプ、コンプレッサの起動時における回転方向監視にも適用でき、設備保護と運転信頼性の向上に貢献します。 極低速回転域から高速回転域まで全帯域の高精度監視 センサはギヤ部などの凹凸による変位を検出するため、回転速度の影響を受けず、極低速回転から高速回転まで安定したパルス信号を出力します。これにより、蒸気タービンやボイラ給水ポンプ、コンプレッサなどの高精度な回転速度監視が可能です。 優れた耐環境性能 センサは、油滴やオイルミストの影響を受けず、タービン機内など潤滑油が存在する環境への設置に適しています。また、高温環境やヒートサイクルを伴う厳しい環境条件下においても、安定した監視を実現します。 非接触による高い信頼性と保守・メンテナンス負荷の低減 測定対象に接触することなく変位を検出するため、摩耗などの機械的負荷が発生しません。長期間の連続運転においても安定した測定性能を維持でき、保守・メンテナンス負荷の低減に寄与します。 導入をご検討中のお客様へ 貴社対象設備への適用方法やご提案内容、ご不明点につきましては、弊社担当者がご相談を承っております。 どうぞお気軽にお問い合わせください。 回転速度監視/状態監視構成例 ▲ 蒸気タービン(左)、渦電流式変位センサと回転検出用歯車(中央・右:イメージ) 回転速度、回転加速度監視の構成例(3重化冗長例) ― VM-5シリーズモニタ ― ▲ 蒸気タービンの一般的な起動時の昇速パターン(回転速度/回転加速度) ご注意 当社製VM-5シリーズおよびVM-7シリーズの回転速度モニタは、回転速度の監視用に設計された製品であり、回転速度の制御用に設計された製品ではありません。スピードリレー出力やレコーダ出力(4 ~ 20 mA アナログ出力)は警報、記録用としてご使用ください。 回転速度監視、回転加速度監視、回転方向検知の構成例 ― VM-7シリーズモニタ ― ▲ 回転速度、回転方向検知の構成例 回転方向の検知について 本モニタで回転方向を判定するため、歯車の歯数と変位センサ(A)と(B)の取り付け角度(位相差)など、詳細についてはVM-703B 回転&偏心モニタモジュールの取扱説明書をご参照ください。 ご注意 当社製VM-5シリーズおよびVM-7シリーズの回転速度モニタは、回転速度の監視用に設計された製品であり、回転速度の制御用に設計された製品ではありません。スピードリレー出力やレコーダ出力(4 ~ 20 mA アナログ出力)は警報、記録用としてご使用ください。 回転速度、回転方向検知、振動、温度監視の構成例 ― VM-7シリーズモニタ ― クリックで拡大表示 回転方向の検知について 本モニタで回転方向を判定するため、歯車の歯数と変位センサ(A)と(B)および(C)と(D)の取り付け角度(位相差)など、詳細についてはVM-703B 回転&偏心モニタモジュールの取扱説明書をご参照ください。 ご注意 当社製VM-5シリーズおよびVM-7シリーズの回転速度モニタは、回転速度の監視用に設計された製品であり、回転速度の制御用に設計された製品ではありません。スピードリレー出力やレコーダ出力(4 ~ 20 mA アナログ出力)は警報、記録用としてご使用ください。 回転機械の種類に対する状態監視パラメータの適用ISO 17359規格 Table B.6―Example of pump faults matched to measurement parameters and techniques より セレクションガイド回転速度監視用変位センサ ▲システム構成図 回転速度検出用歯車の形状(推奨) 回転速度監視用モニタ クリックで拡大表示 導入をご検討中のお客様へ 貴社対象設備への適用方法やご提案内容、ご不明点につきましては、弊社担当者がご相談を承っております。 どうぞお気軽にお問い合わせください。 関連製品/サービス FKシリーズ非接触変位・振動トランスデューサ MSシリーズ電磁式回転ピックアップ CAシリーズ加速度トランスデューサ CVシリーズ速度トランスデューサ VM-7シリーズ大型回転機械状態監視モニタ VM-5シリーズ回転機械状態監視モニタ VM-25シリーズ小型状態監視モニタ infiSYS RV-200振動解析・診断システム Kenjinポータブル振動解析・診断システム infiSYS V-Assist 遠隔振動状態監視サービス 振動診断サービス 関連コラム▼ 状態監視モニタ 状態監視モニタ vol.7 ~ 回転モニタ(その1)~ 状態監視モニタ vol.8 ~ 回転モニタ(その2)~ ▼ 回転機械の状態監視 回転機械の状態監視 vol.1 大型回転機械の状態監視とAPI規格 回転機械の状態監視 vol.2 渦電流式変位センサの原理 ▼ 軸振動センサの取付け 軸振動センサの取付け ~ ISO規格及びAPI規格による規定