一般的に、撹拌機の軸は長く片持ち構造であるため、軸ぶれが発生しやすい特徴があります。アンバランスなどによって軸の振れ回りが過大になると、軸の曲がりや接触、シール部および軸受の早期劣化を招き、計画外のメンテナンスや突発故障の要因となります。回転機械の状態監視では、接触式振動センサ(加速度センサ)が広く用いられていますが、軸ぶれに起因する加速度振動のレベルは低く、異常の早期発見は困難です。一方、渦電流式変位センサによる軸ぶれの変位計測は、加速度センサと比較して高い検出感度が得られるため、異常兆候の早期発見および適切なメンテナンスの実施が可能となり、突発故障や設備トラブルの未然防止に有効です。

クリックで拡大表示

こんな課題はありませんか?

  • 軸受やシール部の早期劣化により、計画外のメンテナンスが発生し、運用に支障をきたしている。
  • インペラの摩耗(アンバランス増大)や軸芯ずれの発生により、故障リスクが増大し、処理能力低下につながる恐れがある。
  • 密閉構造かつ低速回転であるため点検がしづらく、軸ぶれなどの異常が検知しにくい。
  • 異常兆候の見逃しにより、突発的な設備停止が発生する恐れがある。

当社の渦電流式変位センサがお客様の課題を解決します。

渦電流式変位センサの外観

サンプル

▲変位・振動トランスデューサ(FKシリーズ)

渦電流式変位センサの特長と導入メリット

見えないインペラや軸ぶれの異常をμmレベルで可視化。
渦電流式変位センサで異常を早期検知し、撹拌機の安定運転と最適保全を実現します。
  • 非接触測定
  • 軸の静止状態から高速回転時まで、全帯域の動的変位計測が可能
  • センサの耐環境性が高い
    オイル、オイルミスト、水蒸気など非導電性の物質の充満する環境下でも測定への影響を受けない。
  • 本質安全防爆
    Ex ia ⅡC T4 Ga(日本ならびに海外規格取得)

導入をご検討中のお客様へ
貴社対象設備への適用方法やご提案内容、ご不明点につきましては、弊社担当者がご相談を承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

撹拌機状態監視の構成例

浄水場(上水道施設)のプロセス例

サンプル

1回転あたりのP-P監視の場合

  • 回転数 1 ~ 300 rpmまたは1 ~ 600 rpm(推奨)
サンプル

▲撹拌機の軸ぶれと渦電流式変位センサの出力(ギャップ対出力信号のイメージ)

軸ぶれ(振動)とベアリング/モータ減速機の振動監視例

  • 回転数 300 rpm以上(推奨)
サンプル

渦電流式変位センサの取り付けについて

渦電流式変位センサは、基礎部や筐体などの剛性の高い箇所に設置し、回転軸の振れ回り量を非接触で測定します。反応/撹拌槽の内部への設置が可能な場合は、インペラに近い位置の回転軸を計測することで、軸の振れ回りをより高い精度で監視することができます。一方、転がり軸受カバー部などに設置した場合は、軸の振れ回りの増加に伴って取付部も振動するため、軸との相対変位の測定精度が低下する場合があります。このため、センサはできる限り剛性の高い固定部に設置することが重要です。

セレクションガイド

軸ぶれ(振動)監視用センサ

サンプル

サンプル

▲システム構成図

ベアリング振動監視用加速度トランスデューサ

サンプル
  • CA-302 加速度振動トランスデューサの仕様
サンプル

*EX0:TIIS Ex ia ⅡB T3 X, Ex1:TIIS Ex ia ⅡB T4 X, Ex2:TIIS Ex ia ⅡC T3 X, 海外防爆についてはお問い合わせください。

状態監視モニタ

サンプル

*300 rpm未満の回転数における軸ぶれ、動的変位(振動現象)を監視する場合は、1回転あたりの軸の振れ幅を監視するVM-5C 偏心モニタを推奨します。

導入をご検討中のお客様へ
貴社対象設備への適用方法やご提案内容、ご不明点につきましては、弊社担当者がご相談を承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

関連製品

VCシリーズ
渦電流式非接触変位・振動計

Quick RIVERNEW
FA/ラボ用非接触変位計

VNDシリーズ
高精度タッチロール式厚さ計

VGシリーズ
高温用変位計

VI-Cシリーズ
工業用変位・振動計

特殊用途センサ

CAシリーズ
圧電型加速度トランスデューサ

CVシリーズ
圧電型速度トランスデューサ