2018/05/09 HOTな製品情報 株式会社YAMABISHI コンパクト型長時間バックアップ対応 無停電電源装置(UPS) 従来の無停電電源装置とは異なり、長時間バックアップを目的とした無停電電源装置を開発しました。 当社既存製品を含め、無停電電源装置は負荷の安全なシャットダウンが主たる目的として設計されているため、バックアップ時間は10分間程度と短い時間になっています。しかし、近年BCP(Business continuity planning)という概念が定着し、非常時の事業継続が各企業の課題とされています。 本装置は、最大5kVA(4kW)の高出力を備え、お客様のパソコンやサーバー、非常用コンセント(携帯電話やスマートフォンの充電など)などを数時間から数十時間バックアップ致します。 特長YSB-5Kは長時間、低コスト、省スペースをコンセプトに開発しました。 長時間 本製品は5kVA(4kW)出力時、77分間という長時間バックアップが可能な製品です。 デスクトップパソコンの消費電力はおよそ150W、ノートパソコンは100W、スマートフォンの充電は15W程度と言われております。一般的なオフィスを想定した場合、5kVAで十分で災害時に様々な機器へ電力供給が可能です。軽負荷であれば、さらにバックアップ時間を伸ばすことが可能です。加えて、本製品はバッテリの増設が可能です(※1)。最大4ユニットまで増設可能なため、お客様のご要望に応じてバックアップ時間を延長致します。 (※1)バックアップ時間表をご参考下さい。 低コスト 本製品は、最大で年間6万円の電気代削減に寄与します(※2)。商用健全時において、入力電力を変換せずそのまま電力を供給するパラレルプロセッシング方式を採用しているため、常に電力変換を行っている常時インバータ方式と比較すると、高効率となります。 また、無停電電源装置の肝となるバッテリは、期待寿命10年間の鉛蓄電池を採用しています。当社の製品含め、電源装置は3~5年に1度の定期的なメンテナンスが必要でした。しかし、本製品はバッテリの交換作業を含め、10年に1度のメンテナンス作業で済みます。装置の期待寿命がおよそ15年程度となるので、ご購入後のランニングコストが抑えられます。 (※2)算出条件 4kW負荷を24時間使用時。26円/kWhで試算。 省スペース 本製品は、従来の無停電電源装置を設置する際に懸念となっていたメンテナンススペースを可能な限り狭めました。メンテナンス作業は前面からのみとなりますので、背面は壁につけて設置可能な構造となっています。 製品本体のスリム化にも成功し、W1100×D290×H1270(mm)となります。文庫本を入れられるような本棚サイズとなっていますので、設置場所に頭を抱えるようなことが無くなります。 システム構成図インターフェイスYSB-5Kは、バックアップ時間や蓄電池の寿命が一目で見てわかるよう、カラータッチパネルを搭載しています。以下に主要項目の説明を記載します。 ホーム画面ホーム画面では、製品の状態や商用系統の状態、出力状態を確認できます。 蓄電池の充電率と現在の出力容量を基に、推定バックアップ時間を計算しています。 バックアップ時間のシミュレーション画面本製品はバックアップ時間のシミュレーションを行うことが可能です。ご購入段階で想定していた負荷に加え、運用開始後に負荷を増やすこともあると思われます。その際に、現状の負荷と追加する負荷の容量を合計して入力いただくことで、バックアップ時間がどの程度になるかを計算します。 蓄電池の推定寿命画面こちらのページでは、蓄電池の寿命を確認することができます。運用開始日からどの程度時間が経っているのかが一目でわかることに加え、周囲温度による劣化具合も加味されます。 無停電電源装置のバッテリ交換作業はメーカー主導で行われていましたが、お客様の状況に応じて作業計画を立てることが可能になります。 製品納入事例YSB-5Kの初の納入事例は、インキュベーターのバックアップ電源としての採用でした。 インキュベーターは温度を一定に保つ機器で、医療用や実験用など、活躍は多岐に渡ります。 消費電力はあまり大きくないですが、長時間の停電が起こってしまうと温度を保つことができなくなり、中で保存をしているものに大きく影響を与えます。 某教育機関様がインキュベーターを新規ご購入をする際、バックアップ電源として弊社製品を検討頂きました。長時間バックアップできることは前提条件でしたが、コンセントから給電できること、バックアップ開始時にインキュベーター側が全く停電を感知しなかったことが採用の決め手だと仰っていただきました。 無停電電源装置を長年製作してきたYAMABISHIだからこそ、お客様のご要望をしっかりと把握し、製品開発に生かせたと思っています。 価格表 型式 標準価 備考 YSB-5K 2,500,000 UPS YSB-BU 1,800,000 増設バッテリ トランス内蔵による入力200V対応 290,000 オプション この記事に関するお問い合わせはこちら 問い合わせする 株式会社YAMABISHIのHOTな製品情報 2018/05/09 HOTな製品情報 コンパクト型長時間バックアップ対応 無停電電源装置(UPS) 足立 正二安藤 真安藤 繁青木 徹藤嶋 正彦古川 怜後藤 一宏濱﨑 利彦早川 美由紀堀田 智哉生田 幸士大西 公平䕃山 晶久神吉 博金子 成彦川﨑 和寛北原 美麗小林 正生久保田 信熊谷 卓牧 昌次郎万代 栄一郎増本 健松下 修己松浦 謙一郎光藤 昭男水野 勉森本 吉春長井 昭二中村 昌允西田 麻美西村 昌浩小畑 きいち小川 貴弘岡田 圭一岡本 浩和大西 徹弥大佐古 伊知郎斉藤 好晴坂井 孝博櫻井 栄男島本 治白井 泰史園井 健二宋 欣光Steven D. Glaser杉田 美保子田畑 和文タック 川本竹内 三保子瀧本 孝治田中 正人内海 政春上島 敬人山田 明山田 一米山 猛吉田 健司結城 宏信 2025年5月2025年4月2025年3月2025年2月2025年1月2024年12月2024年11月2024年10月2024年9月2024年8月2024年7月2024年6月2024年5月2024年4月2024年3月2024年2月2024年1月2023年12月2023年11月2023年10月2023年9月2023年8月2023年7月2023年6月2023年5月2023年4月2023年3月2023年2月2023年1月2022年12月2022年11月2022年10月2022年9月2022年8月2022年7月2022年6月2022年5月2022年4月2022年3月2022年2月2022年1月2021年12月2021年11月2021年10月2021年9月2021年8月2021年7月2021年6月2021年5月2021年4月2021年3月2021年2月2021年1月2020年12月2020年11月2020年10月2020年9月2020年8月2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月2019年12月2019年11月2019年10月2019年9月2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2018年2月2018年1月2017年12月2017年11月2017年10月2017年9月2017年8月2017年7月2017年6月2017年5月2017年4月2017年3月2017年2月2017年1月2016年12月2016年11月2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月