メールマガジン/WEBマガジン 最新号 業界コラムHOTな製品情報導入事例インフォメーション Category カテゴリー選択 Writer 上島 敬人 Date 年月選択 最新号 業界コラムHOTな製品情報導入事例インフォメーション 足立 正二安藤 真安藤 繁青木 徹藤嶋 正彦古川 怜後藤 一宏濱﨑 利彦早川 美由紀堀田 智哉生田 幸士大西 公平䕃山 晶久神吉 博金子 成彦川﨑 和寛北原 美麗小林 正生久保田 信熊谷 卓牧 昌次郎万代 栄一郎増本 健松下 修己松浦 謙一郎光藤 昭男水野 勉森本 吉春長井 昭二中村 昌允西田 麻美西村 昌浩小畑 きいち小川 貴弘岡田 圭一岡本 浩和大西 徹弥大佐古 伊知郎斉藤 好晴坂井 孝博櫻井 栄男島本 治白井 泰史園井 健二宋 欣光Steven D. Glaser杉田 美保子田畑 和文タック 川本竹内 三保子瀧本 孝治田中 正人内海 政春上島 敬人山田 明山田 一米山 猛吉田 健司結城 宏信 2024年10月2024年9月2024年8月2024年7月2024年6月2024年5月2024年4月2024年3月2024年2月2024年1月2023年12月2023年11月2023年10月2023年9月2023年8月2023年7月2023年6月2023年5月2023年4月2023年3月2023年2月2023年1月2022年12月2022年11月2022年10月2022年9月2022年8月2022年7月2022年6月2022年5月2022年4月2022年3月2022年2月2022年1月2021年12月2021年11月2021年10月2021年9月2021年8月2021年7月2021年6月2021年5月2021年4月2021年3月2021年2月2021年1月2020年12月2020年11月2020年10月2020年9月2020年8月2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月2019年12月2019年11月2019年10月2019年9月2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2018年2月2018年1月2017年12月2017年11月2017年10月2017年9月2017年8月2017年7月2017年6月2017年5月2017年4月2017年3月2017年2月2017年1月2016年12月2016年11月2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月 上島 敬人 2024/09/10 業界コラム 家電をとりまく迷惑ノイズの実際問題第3話 イミュニティ対策は必要か 皆様こんにちは、EM上島Lab 上島です。 イミュニティによる商品の誤動作や回路部品の破壊などを『イミュニティ現象』と呼ぶことにします。イミュニティ現象を引き起こすノイズはその発生源により、様々な性質 (特性) を持っています。イミュニティ現象を引き起こすノイズをここでは『イミュニティノイズ』と呼ぶことにします。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2024/07/09 業界コラム 家電をとりまく迷惑ノイズの実際問題第2話 ノイズはどこから来るのか 皆様こんにちは、EM上島Lab 上島です。 家電製品に有害なノイズのあれこれと発生源について考察してみたいと思います。 電気磁気学的に議論しているノイズは当然ながらその発生源があります。電気回路、部品を発生源とするものと、自然現象の結果として発生するものがあります。今回はその内の自然現象によるノイズについて考えてみます。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2024/05/14 業界コラム 家電をとりまく迷惑ノイズの実際問題第1話 イミュニティの世界 皆様こんにちは、EM上島Lab 上島です。EMC設計を中心とした設計コンサルティングを生業としております。 コラム『身近にある家電withノイズのストーリー』では、電気回路から生じたノイズを電気磁気学的観点で紐解いてきました。 回路や部品を起点に発生するノイズによる影響について考察をしてきましたが、今回からは、視点を変えて、家電の外部で生じたノイズがどのような影響を及ぼしうるのか、その対処はどうすれば良さそうかという観点で考察していきたいと思います。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2024/02/14 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第12話 (最終回) 仮説を立てる 第6話、第7話でノイズとはなにかについてお話ししました。 おさらいすると 『ノイズは意図しない変化により生じた、意図しない周波数成分 (不要輻射) 』 でしたね。 デバイスの選定や回路設計の際に、意図してノイズが生じるような回路を設定することは通常ありません。それでもノイズが生じてしまうことがあるのは結果論と言うことになりますが、 『しょうがないよね』 と言うわけにはいきません。では、どうすればいいのか。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/12/12 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第11話 ノイズに対峙するということ 何かの対策を考える…となると大きく二通りの入り口に立つことが考えられます。一つは、そこに課題がすでにあることを前提に対策すること。もう一つは、そもそも課題が起きないように対策することです。 前者はすでに課題が存在するので、課題を良く分析することにより、適切な対処を考えられます。しかし、言い方を変えると見えている課題に直接対処することですので、いわゆる対症療法的になりがちとも言えます。 一方、後者は起こりうる課題を予測して、事前に手を打っておくことにより、放置すれば起きたであろう課題を最初から対処することで、手戻りを最小限にする (あるいはなくす) と言えます。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/10/11 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第10話 ノイズは厄介者 ? 唐突ですが、苦手な人と対峙しなければならない状況になったとき皆さんはどうされますか ? 厄介な状況は様々ですので、一概には言えませんが相手の一挙一動に磁石のように反応していては恐らく収拾がつかないことが想像できますね。こんな時は(感情的になっているとなおさら、思うようにはいきませんが)、相手はどうしてそう思うのか(そうするのか)に立ち戻ってみるとなるほどと共感が生まれ、解決策が出てくるかもしれません。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/08/08 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第9話 ノイズの第一歩 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第7話では、ノイズが伝搬する様子を電磁誘導で説明してみました。この説明は、逆説的にどうすればノイズの伝搬を阻止できるかの考えにつながります。今回は、そもそもノイズはなぜ発生するのかについて考えてみます。前者が発生してしまったノイズを止める手段を考えるのに対して、ノイズそのものの発生を止める手段を考える事につながります。 信号にONとOFFが存在すると、ON (またはOFF) の状態変化による基本波に加え配線インピーダンスなど様々な影響により歪みが発生し得ることを第8話でお話ししました。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/06/13 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第8話 ノイズはどこからやってくるのか 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第7話では発生してしまったノイズが、ノイズがないはずのワイヤーに伝搬するという現象について、アンペールの法則を思い出しながら、解釈に取りかかってみました。 第6話でお話しした、電磁誘導をもう一度思い出しながら、ノイズ電流が流れるワイヤーの隣に理想信号を乗せた信号ワイヤーが置かれる様子を想像してみましょう。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/04/11 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第7話 ノイズはなにものなのか その2 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第6話では、ノイズを定義するために、波形と波形の持つ周波数成分をスペクトラムという概念で説明しました。スペクトラムの概念はこれからノイズを理解する上で重要となります。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2023/02/14 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第6話 ノイズはなにものなのか 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第5話では、電磁誘導とは何かについて考えてみました。おさらいをすると磁束の変化によって誘導電圧が発生し、以下の式 (1) で表現できると言うことでした。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2022/12/13 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第5話 配線は受け身ですから 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第4話では、電流により発生する磁界の強さについてお話をさせていただきました。 磁界の強さがわかると言うことは、ノイズ源に対して影響を受けたくない配線をどのくらい離せばよいかという考えにつながります。商品を構成する中で、構造設計に伝えるべき数値仕様を具体化することができるというお話でした。 今回は、ノイズ源としてのパワー線に流れる電流により、別の配線に影響するとはどういうことなのかについて考えてみたいと思います。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2022/10/12 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第4話 配線をどう決めるのかの実際問題について 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第三話では、電流により発生する磁界の向きについてお話をさせていただきました。 磁界の向きがわかると言うことは、ノイズを含んだパワー線から影響を受けたくない配線をどうすればいいかという考えにつながります。商品を構成する中で、考え通りの配線を構造設計に伝えるにあたり、理論的な解釈を内に秘める (自己満足する) のでなく、具体的な位置関係、距離、仕様を明確化する必要があります。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2022/08/09 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第3話 ネジと電気磁気学の意外な関係 皆様、こんにちは。EM上島Lab 上島です。 第一話、第二話と配線を中心にお話をさせていただきました。配線で起きることはプリント基板のパターンでも同様なことが言えます。違いは片面基板では二次元なので、配線のように立体的な対策が打ちにくい点です。いずれにしても、ノイズを考えるとき、電流の流れる向きというのが重要になります。ノイズが含まれた電流が配線を流れるとき何が起きるのかについて考えてみたいと思います。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2022/06/14 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第2話 シールドはガウス(の法則)と知り合い ? 前回に続いてノイズまみれの配線の話題です。電子制御基板を中心に電力の流れを見ると、入り口である電源線、負荷への出力線、様々なセンサー、ものによっては表示装置との接続といったように大抵の機器には配線があります。 配線には目的(接続先の負荷)により、主たる信号以外に信号をとりまく歪み成分(ノイズ)を含んでいます。この歪みがなぜ起きるのかについては別の機会に論じてみようと思います。 第1話ではノイズを含んだ主信号を伝達する配線が、SN比の小さい(ノイズに弱い)信号線に近接すると影響を受けるということを、クーロン力で表現してみました。クーロン力を小さくするにはクーロン力が距離の2乗に反比例する理論式から、距離をとればいいことがわかります。しかしながら、機器のサイズには種々の理由で制限があるため、クーロン力が十分弱められる距離をとることができない場合があります。では、こんな時にはどうすればいいのか、その解決方法の一つとして、シールドが挙げられます。 ... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人 2022/04/12 業界コラム 身近にある家電 with ノイズのストーリー第1話 配線のノイズはクーロン力で考える ノイズというと、その基礎理論の一つとして電気磁気学が挙げられます。私は、この電気磁気学なるものが学生時代、大の苦手でした。教授の講義がちんぷんかんぷん、まず教科書のはじめに出てくるクーロン力のイメージができなかったことが躓きの始まりかもしれません。 ついでに書き足しますと、数学と科学もどちらかというと苦手な部類で、つまるところ理系の頭ではなかったということでしょうか(かといって、語学や古文が好きとかの文系の頭でもなかったような…)。それなのに、家電メーカーで電気設計にどっぷりとつかり、現在は電気磁気学を生業とするといったなんとも摩訶不思議な状態ではあります。... Electrical & Magnetic EM上島Lab 代表 上島 敬人