メールマガジン/WEBマガジン 最新号 業界コラムHOTな製品情報導入事例インフォメーション Category カテゴリー選択 Writer 米山 猛 Date 年月選択 最新号 業界コラムHOTな製品情報導入事例インフォメーション 足立 正二安藤 真安藤 繁青木 徹藤嶋 正彦古川 怜後藤 一宏濱﨑 利彦早川 美由紀堀田 智哉生田 幸士大西 公平䕃山 晶久神吉 博金子 成彦川﨑 和寛北原 美麗小林 正生久保田 信熊谷 卓牧 昌次郎万代 栄一郎増本 健松下 修己松浦 謙一郎光藤 昭男水野 勉森本 吉春長井 昭二中村 昌允西田 麻美西村 昌浩小畑 きいち小川 貴弘岡田 圭一岡本 浩和大西 徹弥大佐古 伊知郎斉藤 好晴坂井 孝博櫻井 栄男島本 治白井 泰史園井 健二宋 欣光Steven D. Glaser杉田 美保子田畑 和文タック 川本竹内 三保子瀧本 孝治田中 正人内海 政春上島 敬人山田 明山田 一米山 猛吉田 健司結城 宏信 2025年3月2025年2月2025年1月2024年12月2024年11月2024年10月2024年9月2024年8月2024年7月2024年6月2024年5月2024年4月2024年3月2024年2月2024年1月2023年12月2023年11月2023年10月2023年9月2023年8月2023年7月2023年6月2023年5月2023年4月2023年3月2023年2月2023年1月2022年12月2022年11月2022年10月2022年9月2022年8月2022年7月2022年6月2022年5月2022年4月2022年3月2022年2月2022年1月2021年12月2021年11月2021年10月2021年9月2021年8月2021年7月2021年6月2021年5月2021年4月2021年3月2021年2月2021年1月2020年12月2020年11月2020年10月2020年9月2020年8月2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月2019年12月2019年11月2019年10月2019年9月2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2018年2月2018年1月2017年12月2017年11月2017年10月2017年9月2017年8月2017年7月2017年6月2017年5月2017年4月2017年3月2017年2月2017年1月2016年12月2016年11月2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月 米山 猛 2012/06/12 業界コラム 日本のものづくりと創造デザイン No.3 世界初のガソリン自動車と教育 金沢大学の米山です。第3回目の今回は、機械設計や技術についての教育についてお話します。 私の東京大学の恩師である畑村洋太郎先生は、企業における経験も活かして、「実際の設計」と称して、設計のやり方や具体的に使う知識について研究室内で講習されていました。その後、研究室の卒業生も集まって、「実際の設計」を本にしようという話が進み、「実際の設計」シリーズの出版が始まりました。私も当初から現在まで、この活動に参加しています。この活動で面白いのは、最初は寸法公差や、材料、加工法などの具体的な事柄について、その考え方や実際に使う知識をまとめるという作業だったのですが、失敗体験をどうまとめ、伝えるか、設計においてどのように選択・決定を行ったか、設計の企画をどうやるか、設計の経験をどう伝えるか、設計の成功の視点というように、しだいに議論の内容が上位過程の方へ上がっていったことです。それによって、機械の設計だけでなく、すべての設計や企画に共通する考え方ややり方が浮き彫りになってきて、幅が広がりました。このシリーズでは、最近、富士通(株)の藤田和彦氏が、「設計者に必要なソフトウェアの基礎知識」という本を出して、ソフトウェアの設計のやり方も機械設計のやり方も考えの流れが共通であることを示しています。... 金沢大学工学部 理工研究域 機械工学系 教授 米山 猛 2012/05/12 業界コラム 日本のものづくりと創造デザイン No.2 アインシュタインが一目置いた! 前回からコラムを執筆させていただいている金沢大学の米山です。第2回は、人間・機械に関わる分野のお話をさせていただきます。1996年に私どもの大学で、機械系の学科を二つに改組したのですが、そのうちの一つの学科名を、人間・機械工学科としました。現在はまた大学の大きな再編(理学部と工学部の統合)の中で、機械系は統合し、人間機械コースになりましたが、この「人間」をつけたことで、従来の「機械」という枠だけでなく、医療や福祉、スポーツ工学、さらには人間自身の「強度」や「動き」を対象とする研究に広がりました。 たまたま1993年から、スキー部の学生だった高橋昌也氏が「スキーロボットを作りたい」と希望したことから、スキーロボットの研究が始まりました。実際に自律滑走するロボットまでは、実現していないのですが、スキーをするロボットは一般の方には大変興味を引くようで、BBSの方が取材に来たり、サイエンスや他の雑誌に掲載されたりしました(図1)。スキーロボットの3号機には、新川電機様が扱っていたEYEBOTを使わせていただきました。... 金沢大学工学部 理工研究域 機械工学系 教授 米山 猛 2012/04/10 業界コラム 日本のものづくりと創造デザイン No.1 オリジナル & ハイレベル コラム執筆の依頼を受けました金沢大学の米山と申します。今回から3回,私の取り組んできた研究や活動について紹介させていただきます。第1回は、ものづくりに関わる研究や活動についてです。私は現在今年6月7日~9日に開催される塑性加工春季講演会の実行委員長をやらせていただいており、またこの3月まで型技術協会の理事をやらせていただいております。 日本は優れたものづくりで高度成長ならびにその後の経済発展を成し遂げてきましたが、昨今は、生産の拠点が海外へシフトし、企業がグローバル化するとともに、ものづくりもグローバル化しております。私がよくお世話になっている射出成形の金型メーカーも、まったくの中小企業ですが、タイやベトナムでの生産立ち上げに出かけるようになりました。グローバルな視点でものづくりを考えなければならない時代に来ているようで、世の中の変化に疎い私どもも、そのような時代の流れを念頭におきながら、研究や教育を考えていかなければならないと思います。... 金沢大学工学部 理工研究域 機械工学系 教授 米山 猛