PicoScopeは、”New Normal” なPCベースのリアルタイム・オシロスコープです。
小型・軽量で、出張や外出先へも容易に持ち運びできます。PCベースの為、データの保存・読出し、外付けディスプレイ対応等の高い親和性を持ち、USB3.0の高速データ転送で、ストリーミング処理にも最適な上、業界最長の5年保証が付加されています。
フラッグシップモデルの PicoScope 6000Eモデルは、ELEKTRA 2020の「The Product of the Year」にも選出され、今回6000Eシリーズにて最高仕様の広帯域 1GHz, 750MHzモデルと、A3000 インテリジェンス・アクティブプローブが同時に発表されました。
PicoScopeは、信号発生機能・任意信号発生機能、スペクトラムアナライザー機能、21種類以上のプロトコル・デコーダー機能を無償提供し(一部のモデルを除く)、またWindows/Mac/Linux 対応のソフトウェア PicoScope6, SDKのPicoSDKもホームページから、マニュアルと共に、フリーダウンロード可能です。

特長

  • 広帯域幅:1GHz、750MHz、500MHz
  • アナログ:最大8チャンネル入力
    デジタル:最大16チャンネル入力
  • 最大5GS/sの高いサンプリングレート
  • 最大4GSの高バッファメモリー
  • ハードウェアADC 12bitsの高分解能で、8/10/12 bitsをフレキシブルに切替可能
    (PicoScope ソフトウェアで16bitsまで拡張可能)
  • ストリーミングメモリー20MS/s (PicoScope6)、312MS/s (PicoSDK)まで対応
  • PicoSDKを使用しプログラムが作成可能
    GitHubで、C、C-Sharp、VB、Labview、pythonの各サンプルプログラムを提供

用途・アプリケーション例

  • 電源解析、エンコーダー解析やノイズ解析等、設計・開発におけるアナログ解析を高精度に行うことが可能です。特に入力静電容量が0.9pFと優れたA3000インテリジェンスプローブとの組合せで、容量的に敏感な回路の解析に活用できます。またトリガー条件にマスク機能を応用すると、発生頻度の極めて低い間欠的な波形を捕捉でき、効率的な再現試験に適用できます。
  • 16チャンネルのデジタル入力を活用することで、デジタル回路のデバッグやデータバス解析に有効に適用して頂け、制御基板やコントロールユニットの開発に有用です。
  • これまではロジックアナライザーとの組合せでも同期した解析が出来なかったシリアルインターフェイス信号を、プロトコルデコーダー機能を応用し、補足した測定波形と同時に直接デコードすることでプロトコルをステップ毎に解析でき、ファームウェアのデバッグに有用です。

その他の PicoScope ラインナップ

PicoScope シリーズでは、ご用途に応じて幅広いラインナップをご用意しています。