OSC-101は、Wi-FiやBluetoothなどに使われる通信モジュールに実装されている部品や配線が、正しく実装・接続されているかを確認するための装置です。プリント基板、パッシブ部品、ICなどを組み合わせたモジュールのオープン/ショート検査をおこなうことができます。
スタンドアローンまたはPCやPLCなどの外部機器と接続して運用することができるので、既設/新設いずれの検査ラインにも柔軟に対応することができます。

特長

モジュール検査データを自動で作成

良品モジュールから測定して抽出したデータから、基準となる検査データを自動で作成します。
手動で検査データの作成をすることも可能です。

さまざまな検査モードに対応

スタンドアローン、PCやPLCなどの外部機器とのインターフェースなど、さまざまな検査モードでお使いいただくことができます。

  • 手動検査 : OSC-101を直接操作して、測定・判定をおこないます。
  • 自動検査 1 : I/O端子に外部機器を接続して、測定・判定をおこないます。
  • 自動検査 2 : LAN端子に外部機器を接続して、測定・判定・測定データ出力 (TCPでのデータ受け渡し) をおこないます。

セルフチェック機能を搭載

OSC-101はセルフチェック機能を搭載しており、出力電圧やスイッチ動作の確認などの自己診断をおこなうことができます。
起動時または定期的に確認をおこなうことにより、異常発生時の原因特定に役立ちます。

用途・アプリケーション例

プリント基板などのオープン(断線)・ショート検査。
自動または手動で運転できます。

PCソフトウェア

OSC-101とPCをLANで接続し、付属のPCソフトウェアで、判定条件、電圧設定、測定時間などの条件設定や編集、保存、送信などをおこなうことができます。

メイン設定画面

セルフチェック画面