配管内を流れる液体の屈折率、Brix(ブリックス)、濃度、混合比、温度を連続的に測定・管理することができます。食品や薬品などの製造プラントや各種工業用液体補給装置、洗浄装置などの配管に取り付けて工程ごとに不適合をブロック、品質不良を作らない「安全の先取り」です。原料製造工程、ブレンド工程、充填工程と豊富な用途に応えます。

プロセス屈折計は「安全の先取り」である。

プロセス屈折計PRMシリーズは、検出部の先端のプリズム面と測定対象の液体との界面で生ずる光の屈折現象を利用して測定を行ないます。 食品や薬品などの製造プラントや、各種工業用液体補給装置、洗浄装置などの配管に取り付けて、配管内を流れる液体の屈折率、Brix(ブリックス)、濃度、混合比、温度を連続的に管理することができます。

特長

不適合品を作らない

  • カラーパネル表示
    見やすい表示で、不適合にきづきやすくなっています。
  • DC4~20mA出力、RS-232C出力
    データがリアルタイムで出力できるので、多様な表示器(PCやチャート紙)に接続でき、より見やすく工夫できます。
  • アラーム出力
    管理幅の上限下限を設定し、警報機に接続すれば、不適合がひと目でわかります。

試料を選ばない

※着色や濁りの強い場合は光の散乱により、精度が低くなります。 また、スラリー液および重エマルジョン液は測定できない可能性があります。また、粘度や泡においても限度を越えると測定に支障を生ずる場合があります。 詳細は弊社営業部へお問い合わせください。

新製品

プロセス屈折計 PRM-2000α

低濃度(Brix 0.000~2.000%相当)の測定精度が上がり、外部からの出力切り替え(チャンネル切り替え)が可能になりました。
プリズムとステージがフラットになり、付着しづらくなりました。

【仕様】
 測定範囲  屈折率(nD) 1.32069~1.36500
Brix 0.000~20.000%
 分解能  屈折率(nD) 0.0001または0.00001
Brix 0.01または0.001%切り替え可能
 測定精度  屈折率(nD) ±0.00001(Brix 0.000~2.000%相当)
屈折率(nD) ±0.00010(Brix 2.001%相当~)
Brix ±0.007%(Brix0.000~2.000%相当)
Brix ±0.050%(Brix2.001%相当~)
※標準試料(糖液)にて、急激な温度変化がない場合
 表示温度  -35~165℃(5~90℃以外は点滅)
 温度範囲  5~90℃(自動温度補正)
 接液部対応

温度

 -30~150℃
電源ON後、30分以内のみ使用可能
 環境温度  5~40℃
 出力 DC4~20mA RS-232C
 寸法・重量  検出部:
108(W)×335.7(L)(コネクタ含まず)×108(D)φmm 4.1Kg
演算表示部:
19.2(W)×10.0(D)(コネクタ部含まず)×24.0(H)mm 3.3Kg

濃度モニター CM-BASEα(A)/CM-BASEα(D)

コンパクトなインラインモデル 「濃度モニター CM-BASEα(A)/CM-BASEα(D)」 の試料導入部取付部が3Sのモデルです。

【仕様】
 CM-BASEα(A)  CM-BASEα(D)
 測定範囲 Brix 0.0~33.0%
 分解能 Brix 0.1%
 測定温度 Brix ±0.5% 温度±2.0℃
 温度補正 10~50℃(自動温度補正)
 環境温度 10~40℃
 出力 DC4~20mA RS-232C
 寸法・

重量

90×90×59mm 820g(本体のみ)

・CM-BASEα(A) レコーダー用(DC4~20mA)
・CM-BASEα(D) デジタル(RS-232C)
※試料導入部とセット販売となります。

ダウンロード

製品カタログ:プロセス屈折計 PRM-100α

製品カタログ:付着防止用超音波装置 US-1