ライブセルイメージングに新たに細胞群をそのまま測定できる共焦点定量イメージサイトメーターが加わりました。

培養中の細胞を培養容器のままダメージなく、スフェロイドのような重なりあった細胞でも3次元画像により測定することが可能です。一般的な数値・画像フォーマット出力で外部データ解析ソフトと連携したより高度な解析が可能です。

独自のスピニングディスク共焦点によるマルチビームスキャンで高速画像形成 シングルビームスキャンでは実現困難な低細胞毒性・低蛍光退色

高速3次元イメージングにより細胞群をそのまま測定

Q1は、培養中の細胞を培養容器のままダメージなく、スフェロイドのような重なり合った細胞でも3次元画像により測定することが可能です。
CQ1は、一般的な数値・画像フォーマット出力で外部データ解析ソフトと連係してより高度な解析を可能にします。
また外部機器とロボット連係*1して培養容器の自動搬送にも対応し、カスタマイズしたシステムを構築することも可能です。
小型・軽量、ベンチトップ、暗室不要

*1 対応予定 

スフェロイド、コロニー、組織切片の測定を実現

  • フローサイトメーターと異なり、接着細胞の剥離等の前処理不要
  • ニポウディスク共焦点により、細胞にやさしく3次元画像を高速取得
  • 画像から細胞解析に必要な特徴量を抽出・定量
  • 広視野かつタイリングで、大きなサンプルにも対応

フローサイトメーターライクなインターフェース

  • 画像取得と並行して定量・数値表示
  • グラフから画像に戻って確認、繰り返し測定可能

オープンプラットフォーム

  • 画像取得・定量の測定器としてシステム化可能
  • FCS/CSV/ICE形式出力でデータ解析ソフトと連係
  • 外部機器とロボット等で連係可能*1
  • 様々な培養容器に対応

長時間ライブセル観察に最適な、一体型共焦点スキャナボックス

細胞に優しい共焦点

  • マイクロレンズアレイ付きニポウディスク方式により低退色、低細胞毒性!
  • 共焦点光学系によるクリアな画像!

安定したインキュベーション環境

  • 実験室のシビアな温調が不要!
  • 35mmディッシュ、カバーガラスチャンバ、マイクロプレートを使った長時間のライブセルイメージングが可能!

ライブセルイメージングのチャンスを逃さない

  • マップビュー機能で素早く目的の細胞を探す!
  • タイムラプスとマルチポイント撮影でいつどこで起こるかわからない細胞内のイベントを常にチェック!

ライブセルイメージングに必要な機能を一体化

  • 暗室不要!
  • 防振台不要!

高速高精細画像取得でHigh Content Analysisの新しい世界へ

ハイスループット

  • マルチビームスキャン方式の新型広視野共焦点スキャナユニット搭載により超高速画像取得を 実現*1
  • 96ウェルプレート/分の高速撮影を実現*2
  • 384ウェルプレートホールウェルを1ショットで撮影可能*3
  • 各社6ウェルプレートから1536ウェルプレートまで幅広いフォーマットに対応

自由度の高い解析ソフトウェア

  • アプリケーションに応じてカスタマイズ可能
  • 対話型GUIにより、各種撮影条件設定や画像・データ解析の操作を容易に実行可能
    マルチCPUによる並列高速解析や複数バッチの自動解析が可能

多彩な機能と拡張性

  • 対物レンズを最大6本搭載可能(4x~60x)、水浸レンズ(60x)にも対応(自動給水機能付き)
  • 共焦点、落射蛍光、明視野(位相差)の切り替え観察可能
  • ディスポーザブルチップ型ディスペンサ搭載
  • プレートローダで各社外部ロボットに対応
  • バーコードリーダでウェルプレートの情報を容易に管理可能

ライブセル観察機能

  • マルチビームスキャン方式により、低退色・低光毒性を実現
  • インキュベータ一体型XYステージにより、生細胞の経時変化を長時間にわたって観察可

*1 約4倍(当社従来機比)
*2 1ウェル1フィールド撮影
*3 4倍レンズ使用時