19 インチラック搭載可能な 1U タイプの高圧電源「HV model X」が発売されました。
安心して使い易い高圧電源として、インターロック機能をはじめ各種保護機能を充実し、安全な試験装置の構築を可能にします。また、自動システムの自由な構築をサポートできるように外部制御機能を標準搭載した親切設計となっています。さらに、豊富なオプションによりフレキシブルに簡単機能アップが可能で、容量増設(並列運転自動認識)も簡単に行えます。
高電圧電源に『安』心・『親』切・『簡』単を実現

安心に使える
インターロックなどの安全機能充実
安全な試験装置の構築
親切設計
自動試験システムを自由に構築
簡単
豊富なオプションとアイテムでフレキシブルに機能アップ
供試体に合わせた容量増設が簡単に
特徴
- インターロックなどの安全機能充実
外部接点などでの非常停止(外部トリップ)やステータス出力、任意設定可能な過電圧/過電流保護や過温度保護を標準装備 - 外部アナログ制御、アナログモニタ
組込み装置や他の機器との接続に便利な外部アナログ制御、アナログモニターを標準装備 - 出力ON時のラッシュ電流抑制機能搭載
負荷の種類に応じて選択可能(CC優先モード)
半導体やイオン化など特殊な負荷でのラッシュ電流を抑制可能です。 - スルーレート可変機能で立ち上がり、立下りを可変可能(スロースタート・ストップ)
半導体などの耐圧試験やイオン化装置など突入電流が負荷の状態に影響する負荷では、電圧の立ち上げ時にスロープを付けて突入電流を抑えたい場合があります。 このような場合を想定して出力電圧、電流のスルーレート(上昇率、降下率)を設定する機能を装備しました。 この機能は電圧、電流、上昇、降下についてそれぞれに設定でき、出力のON-OFF時、出力設定の変更時のどちらにも有効です。 - LANを標準装備
通信機能を標準装備することで、遠隔監視制御やソフトウエア―による制御が可能になります。 - フルデジタル制御、4桁設定、4桁計測
スイッチング方式の高電圧可変電源でありながら定電圧設定0V、定電流設定0Aから設定できます。設定ボリュームは、粗調・微調を4段階切換えを行なう方式で、フルデジタル制御方式で高分解D/Aコンバータにより精密に設定可能。従来のアナログ制御方式の多回転ポテンションメータより繊細に設定できます。 - NI社のLabVIEW(**)や専用制御ソフトにも対応(*1)
- 操作性・特性とも強化された並列運転機能(*2)
高電圧電源でも並列接続の概念を破るインテリジェント並列運転機能を搭載しました。今までの並列運転機能に比べとても簡単に(同一機種で最大10台まで)できるようになりました。並列台数を増やす場合も減らす場合も、面倒な設定は電源任せでOKです。
負荷電流、負荷電力の計測値は各機の合計値をマスター機に集中表示するので、従来のようにマスター機とスレーブ機それぞれの電流表示をユーザーが加算する煩わしさから解放されます。 並列運転の準備はオプションの並列運転ケーブルを接続し、各機の出力を負荷へ接続するだけで完了。並列台数はマスター機が自動検出するので、台数の誤設定や制御ケーブル抜けによる出力値の誤設定や計測値の誤表示を防止します。
並列台数を増加しても過渡回復特性(*3)が劣化しない、新マスタースレーブ方式を採用。マスター、スレーブ間の制御遅れがなく、常に良好な過渡回復特性を維持します。 - 高効率なスイッチング方式
入力電圧はワールドワイドで色々な使用状況にフレキシブルに対応、AC85V~250Vのワイドレンジ。
電圧切り替え不要で使用場所を選びません。
可変CV,CC高電圧電源ながら高効率スイッチング方式で効率75%、力率改善回路内蔵で0.99以上の高力率。
** : LabVIEWはNational Instruments社の登録商標です。
*1 : National Instruments社LabVIEW用 計測器ドライバー、直流電源制御ソフトLinkAnyArts-SCも近日対応予定です。
*2 : 並列運転は同一機種に限ります。
*3 : 定電圧動作での負荷電流急変に対する電圧変動の回復特性。
仕様(抜粋)
仕様・形名 | HV1.5K-02XP
(+1.5kV) |
HV3.0K-01XP
(+3kV) |
HV6.0K-005XP
(+6kV) |
||
HV1.5K-02XN
(-1.5kV) |
HV3.0K-01XN
(-3kV) |
HV6.0K-005XN
(-6kV) |
|||
名称・形式 | HV model Xシリーズ・可変CV/CC方式高電圧 直流電源装置 | ||||
出力仕様 | 定格出力電圧 | 1500V | 3000V | 6000V | |
定格出力電流 | 200mA | 100mA | 50mA | ||
定格出力電力 | 300W | ||||
出力コネクタと ケーブル |
出力コネクタは、高電圧安全規格に対応した専用コネクタで、高圧ケーブルとともにオプションで準備。 | ||||
定電圧特性 (CV) |
設定範囲 (カッコ内は設定分解能) |
0V~1575V (設定分解能1V) |
0V~3150V (設定分解能1V) |
0V~6300V (設定分解能1V) |
|
設定確度 | 設定値の±(0.1%+1V) | ||||
ロードレギュレーション | ±(0.01%+定格出力電圧の0.005%) | ||||
ラインレギュレーション | ±(0.01%+定格出力電圧の0.003%) | ||||
リップル(実効値) | 定格出力電圧の0.1%以下 | ||||
ノイズ(P-P値)(TYP) | 定格出力電圧の0.1%以下 | ||||
定電流特性 (CC) |
設定範囲
(カッコ内は設定分解能) |
0.0mA~210.0mA(0.1mA) | 0.0mA~105.0mA(0.1mA) | 0.0mA~52.5mA(0.1mA) | |
設定確度 | 設定値の±(0.5%+0.1mA) | ||||
ロードレギュレーション | ±(0.05%+0.1mA)以下 | ||||
ラインレギュレーション | |||||
保護装置 | OVP (過電圧保護回路) |
設定範囲 | 約10~110%の範囲で任意設定可 | ||
動作 | 出力OFF,スイッチング停止 | ||||
OCP (過電流保護回路) |
設定範囲 | 約10~110%の範囲で任意設定可 | |||
動作 | 出力OFF,スイッチング停止 | ||||
過温度保護回路 | ・ファンモータ停止などにより放熱部の温度が規定値を超えると スイッチングを停止し、
出力OFF、アラーム表示をおこなう。 |
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