DMT143L は、ドライヤー、リチウムイオン電池製造工程、グローブボックスなどにおける露点計測で高い評価を得ている「DMT242 露点変換器」の後継機です。

DMT143L は DMT242 と同様に、自動補正機能を備えたヴァイサラ DRYCAP® 高分子薄膜センサを搭載しており、プロセス稼働中にオンラインで自動補正が行われているため、信頼性の高い安定した計測値を提供します。また、多くの一般的な化学物質に耐性があります。センサは結露に強く、水滴や飛沫が発生する可能性のある場所に設置する低露点計測器として優れた耐久性を持っています。

DMT143L 露点変換器

特徴

DMT143L は、計測範囲が広く長期安定性に優れており、圧縮空気ドライヤーやプラスチックドライヤー、その他 OEM 用途にも最適な露点変換器です。

  • 小型の産業用ドライヤーへの組み込みに最適
  • ヴァイサラ DRYCAP® テクノロジーによる
    自動補正機能搭載
  • 長い校正間隔でメンテナンス費用を削減
  • 露点計測範囲:
    -60˚C~+60˚C(-76˚F~+140˚F)
  • ±2˚C(±3.6˚F)の露点精度:
    DRYCAP® 180S -40~+60°C Td/f
    DRYCAP® 180M -60~+30°C Td/f
  • 結露に強い
  • 迅速な応答性
  • ヴァイサラ DRYCAP® DM70 ハンディタイプ露点計と組み合わせ可能
  • NIST トレーサブルな校正(証明書付き)
  • RS-485 ユーザーインターフェースを通じた容易なデータ転送
  • 超過露点レベルを知らせる LED アラーム

技術解説

1997 年、ヴァイサラは高分子薄膜技術に基づく新しいタイプの露点センサである DRYCAP® を発売しました。

以来、DRYCAP® シリーズの用途は、乾燥処理、圧縮空気、乾燥チャンバーなど非常に広い範囲に広がっています。DRYCAP® センサは、特に高温と非常に乾燥した環境における信頼性の高い性能が評価されています。

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技術解説

DMT143L 製品カタログ

リチウムイオン電池の製造工程における水蒸気のモニタリング

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圧縮空気における露点 - よくある質問