データセンターや工場の大空間に取り付ける消火システムではなく、電池ラックや配電盤、火災の発生リスクが高い危険な箇所を部分的に防護するための消火デバイス(イレイスチューブ)です。
初期消火は異常な発熱を素早く検知し、瞬時に消火剤を放出できることが求められます。消火デバイスは1㎥以内の防護区画に設置し、火災や被害の拡大を防ぐ局所消火設備として活用できます。

電源不要・ボンベ不要・施工不要!!
火災を瞬時に検知するセンサーチューブ

特徴

  • 消火剤を充填するボンベが必要ありません。
  • 消火デバイスを作動させるための電源が必要ありません。
  • チューブは可とう性があり、設置場所の形状を問いません。
    筺体内やアクセスしにくい場所にも設置が簡単です。
  • ガスバリア層によりN2ガスや消火剤の透過の心配がいりません。
  • チューブの接続は電気融着(EF)継手を用い、チューブと溶融一体化接合する事で、メンテフリーを実現しました。
  • チューブの作動温度は107℃~115℃(無炎)
  • 消火剤は人と環境に優しいNovec1230を使用
  • 優れた電気絶縁性で電気機器に影響を与えません。

設置例

初期消火は異常な発熱を素早く検知し、瞬時に消火剤を放出できることが求められます。
イレイスチューブ(消火デバイス)は、データーセンターや工場の大空間に取り付ける消火システムではなく、電池ラックや配電盤や火災の発生リスクが高い危険な箇所を部分的に防護するための消火デバイスです。
1m3以内の防護区画に設置し、火災や被害の拡大を防ぐ局所消火設備です。

リチウムイオンバッテリーラックやサーバーラック

恒温槽

電気の配電盤

制御盤