鉄筋コンクリート構造物内の鉄筋・電線管・空洞・ジャンカ・ひび・クラックの位置や深度、かぶり厚を正確に探査可能な一体型電磁波レーダ方式のコンクリート内部探査機器(鉄筋探査機)です。

ソフトウエアとハードウエアのバージョンアップを可能にし、シリーズ最高の高周波(2,700MHz)で高分解能、高深度(400mm)を達成しました。

ストラクチャスキャン SIR-EZ XT

特徴

  • あらゆるシーンでの測定を可能に
    コンクリート内部探査深度:40cm
    比誘電率設定範囲:2~20
    荒い路面も測定簡単:車高 8mm (アンテナ底面と測定面)
  • 頑丈でコンパクトなデザイン IP-65
    過酷な使用に耐え得るキャビネットを新たに開発。粉塵や雨天等の環境の悪い現場でも安心して使用可能。
  • 高解像度アンテナ
    SIR-EZ シリーズ最高周波の 2,700MHz アンテナを装備!
  • 高解像度画面
    最先端の 6.5 インチ高解像度スクリーン(画像表示幅従来より 1.5 倍!)
    操作ボタンのシンプル設計&タッチパネルにより操作性が向上

6.5 インチ高解像度スクリーン

6 つの操作ボタンとタッチパネル画面

探査対象

  • コンクリート内部探査
    壁、床、天井等内部の金属と非金属の位置
  • 鉄筋かぶり厚
  • コンクリート厚
  • 床版厚さ測定
  • 電線管探査
  • 状態評価
    修復計画のためのコンクリート状態把握
  • 建造物検査
    橋、記念碑、壁、塔、トンネル、ベランダ、
    ガレージ、デッキ
  • 空隙探査(ジャンカ・クラック・ひび)

将来を考慮したデザイン

第一弾 道路、壁の検査に最適な遠隔操作ボタン付きエクステンションポール(延長ポール)

ハンドル着脱機能により、専用エクステンションポール(手元操作機能付き)が取付可能。
地面、壁面、高所探査が容易に。電線管判別ユニットも近日発売予定です。

第二弾 電線管判別ユニット(近日発売予定)

電線管判別ユニットは、最新型電磁波レーダ「ストラクチャスキャン SIR-EZ XT」の前部に取り付けることにより、活電線(電流が流れている電線)を即時に探査することができるオプションユニットです。
活電線からの信号は、下記右図に示すようにレーダ探査画面上に水色(緑色)の線で示されることから、そのピーク値と一致する山形波形を活電線管と判断します。
このユニットを取付けることにより、これまで判別が難しかった活電線の判別が容易になり、電線切断事故を防ぐことが可能になります。

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電磁波レーダ法 鉄筋探査機のカタログ