AIR HOPE SP-0502は、セブントゥーファイブ株式会社開発の屋内点検に特化したドローンです。
本機体は、近年のセキュリティ面の懸念から国産ドローンのニーズが増えたことを受け、国産にだわって設計したことに加え、国内生産だからこその保守・メンテナンスの迅速なサポート体制も整えています。
ドローンビジネスは実用化が進められるべく、ドローンを含む無人航空機に関する航空法も徐々に緩和しつつあり、中でも点検分野におけるドローンの展開は業界でも一番大きな指標を示しています。
しかし、屋内におけるドローン点検は操縦技術と機体性能の両方においてハードルが高く、まだ屋内ドローン点検は希少な存在であり、今後もサービス面と機体販売面で成長が見込まれると期待されています。

特長

  • 直径38cm以下のプロテクタ設計
    小さな点検口に投入できるサイズながら、接触しても点検対象を傷つけず、墜落もしない衝突耐性を兼ね揃えています。
  • GPS/非GPS 両環境に対応
    通信の切り替えにより、屋内と屋外の両方で飛行可能です。
  • LEDと4Kカメラ搭載 暗所も撮影可能
    強力なLEDライトが周辺を照らしながら、4Kカメラが高精細な映像を撮影します。

用途・アプリケーション例

  • 鉄塔内部・外部点検
    鉄塔の外部点検はドローンで代替される事例も増えていますが、本機体は内部にて接写映像の撮影も可能です。
  • ステンレスタンク内部点検
    壁面がステンレス製でも磁場に影響されずにドローンを制御し、正常に飛行できる設計になっています。
  • 船倉・バラストタンク内部点検
    照明がなく、無酸素状態の可能性がある危険な環境でも、LEDと4Kカメラによる鮮明な映像撮影による点検ができます。
  • 天井クレーン・梁点検
    プロテクタに覆われた設計により、接触しても梁へのダメージや機体墜落の恐れがない衝突耐性のある設計です。

屋内ドローン利用のメリット (天井クレーン点検の例)