DLMシリーズは、ユニークな縦型コンパクトモデルや8チャネルモデルをラインアップしており、応答性の高いタッチスクリーンとキー・ノブを備えた操作パネルにより、従来からの操作性を維持しながら豊富な解析機能を直感的に操作できます。
また、自動車業界のエンジニアや研究者にとって欠かせないツールであるシリアルバスオートセットアップ機能をオシロスコープで初めて搭載し、様々な車載ネットワークプロトコルの解析機能における自動設定を可能にしています。

特長

  1. 垂直軸分解能を16倍に向上
    「DLM3000HD」シリーズは、既存機種の「DLM3000」より16倍高い12bitの垂直軸分解能をもち、より正確な波形観測が可能です。
  2. シリアルバス解析機能を拡張
    シリアルバス解析時のバスのビットレートや電圧レベルを自動でセットアップする機能が、取り込み済みの波形データに対しても適用できるように拡張されました。
  3. 解析作業効率を向上
    当社従来製品比2倍に相当する1G (ギガ) サンプル点のメモリを搭載しました。
    高速なサンプルレート (最大2.5GS / s (ギガサンプリング / 秒) ) で数ミリ秒間の捕捉が必要なブレーキ機器などの挙動を一台でカバーできるため、評価・解析作業の効率が向上します。
    また、さらなる多チャネル化が可能な2台同期測定 (DLMsync) 機能により、2台を同期接続することで、最大8アナログチャネルの同時測定が可能です。

仕様

用途・アプリケーション例

  • カーエレクトロニクス市場
  • 電子デバイス、インバータ装置、発電装置などパワーエレクトロニクス市場
  • 家電、空調機器などエレクトロニクス市場
  • 産業用機器などのメカトロニクス市場