AC / DCスプリットコア電流センサは優れた耐ノイズを持ち、広帯域においても安定して大電流を測定することが可能です。
信頼性の高い電力と効率の測定、そしてエンジニアの貴重な時間を最大限に活用するシンプルな使いやすさを提供します。

特長

  • 直流および交流の大電流が測定可能
  • 測定対象のケーブルを切断することなく測定可能
  • 電力計WTシリーズや波形測定器やDLMシリーズと組み合わせて使用可能

仕様

形名 CT1000S
定格電流 1000 Ams
確度 (50 / 60 Hz) ± (0.2 % of reading + 0.01 % of f.s.)
測定帯域 (-3 dB) DC~300 kHz
動作環境湿度範囲 Main unit:-40 ℃ ~85 ℃
Sub unit:5 ℃ ~40 ℃
IV unit:5 ℃ ~40 ℃
一次側電流穴計 Φ 52 mm
電源電圧 ± 12 V
消費電流 ± 0.8 A (最大)
出力 2 mV / A
出力コネクタ BNC

用途・アプリケーション例

大電流広帯域測定

インバータを用いたDC電源の出力を交流へと変換する機構はEVをはじめとした様々な産業分野で活用されています。脱炭素が掲げられる現在、インバータの高効率化は重要な目標となっています。PWN制御によるインバータも基本周波数成分やキャリア周波数成分の測定には、広帯域の測定ができる電流センサが必要となります。