スコープコーダ DL950は、デジタルオシロスコープの使い勝手と多チャネルデータレコーダを融合したモジュール方式の統合型計測器です。スコープコーダ1台で、低電圧から1000Vまでの絶縁アナログ信号、デジタル信号、エンコーダ信号、車載ネットワークのCAN / CAN FD / LIN / SENT通信信号、振動やひずみ、温度などNVH信号を同時にデータ収録し、データ表示、分析ができます。DL950は、タッチパネルによる直観的操作、200MS/s高速サンプルレート、最大8Gポイントメモリ、複数台同期で最大160CH、10Gbpsイーサネットなど豊富な機能を搭載した新時代のスコープコーダです。


製品紹介動画

特長

  • 多彩なプラグインモジュール
    高速・高精度の電圧測定から温度、加速度、ひずみ、周波数、ロジック、およびCAN / CAN FD / LIN / SENT車載シリアル通信データの計測など、多彩なプラグインモジュールをご用意しています。
  • 200MS/sサンプリングレート、8Gポイントメモリ(入力モジュール720212、/M2オプション)
  • 複数台同期計測(/C50オプション)

メインユニット1台に対し、最大4台のサブユニットを光ファイバーコードで接続し、最大160CHまで拡張することが可能です。

  • 2つの新モジュール

720212 : 2チャネル 200MS/s 14ビットAD絶縁モジュール

720256 : 4チャネル 10MS/s 16ビットAD絶縁モジュール

  • さまざまな記録方法をサポート
    DL950は大容量メモリ・ストレージで、さまざまな記録方法をサポートします。
  • タッチパネルオペレーション
  • 高い耐ノイズ性

用途・アプリケーション例

  • 電気、電子回路の設計・評価
  • カーエレクトロニクスにおける、CASE開発でのCAN / CAN FDなど車載バスを流れる情報の変化トレンドとバッテリー消費電力などの各種アナログ信号の同時測定
  • パワーエレクトロニクスにおける、電力解析、制御信号評価
  • メカトロニクスにおける、制御などの高速信号と比較的変化の遅い温度・振動などのメカニカル信号の同時測定・評価