2014/04/08 業界コラム 藤嶋 正彦 コーヒーブレイク 海外よもやま話 No.3 新川電機株式会社 藤嶋 正彦 ...もっと見る 今回、シンガポールと韓国でのお話しをお届けして「海外よもやま話」は最終回となります。 グリーンスネークシンガポールのジョホール要塞跡の公園を見学しているときに部屋があったので入ろうとしたら、なんと百歩蛇といわれるグリーンスネークが部屋の真ん中の机の上に長々と(大きくはなかったですが)横たわっているではありませんか。驚いて一瞬逃げようとしましたが、それよりもその美しさに感心し見とれてしまいました。動物園や写真でグリーンスネークは見たことはありました。しかし、そんなにきれいと思った記憶はありません。だけど野生のグリーンスネークは光輝いていて、それはきれいな蛇でした。頭は三角で猛毒を持っていることは見た目にも分かりましたが、猛毒を持っていることも忘れさすほどすばらしい蛇でした やはり動物は野生であって初めて光り輝くものです。 ただその公園を出た後にグリーンスネークがいたことを公園の管理人に言い忘れていたのを思い出し、他の観光客に危害が及ばないように少し心配しましたが 松茸韓国に滞在しているときに、カニを食べに行こうと、浦項から北に車を走らせている途中、お腹がすいたので田舎の小さな食堂に入りラーメンもどきを頼みました。そして、ラーメンもどきが出てきたので食べようとしたら、上にどんと松茸がのっているではありませんか。自分の目が信じられなくて、一緒に行った同僚に “ これ松茸じゃない? ” と聞くと “ 間違いなく松茸だ ” との答え。値段もごく普通でしたのでものすごく得した気分になりました。もっとも、今では無理でしょうが。 キムチ韓国のキムチは有名ですが、ポスコの計装班長のキムチは絶品でした。ある日、昼食をとっている時、班長が “ 食べて見ます ” と弁当のキムチを進めてくれました。そこで “ いただきます ” と言って一口食べたら、最初 “ 辛い! ” しかしその後からじわっと出てきた深みのある味はそれまでに食べたどのキムチよりもおいしく、頭の髪の間から汗が吹き出るのも忘れて思わず全部食べてしまい、気がついたら班長の昼食がなくなっていました。 しまったと思ったのですが時すでに遅く、 “ ごめんなさい ” とあやまるしかありませんでした。しかし、班長は “ 問題ない、おふくろの作ったキムチをほめてもらってうれしいです ” と言ってくれ、帰りにはお土産に差し上げますとまで言ってくれました。 その後、いろいろなキムチを食べていますが、班長のキムチの味を知った私には何か物足らなくなってしまっています。あまりに良いものにめぐり合えるとどうしても比較してしまいます。これって贅沢な悩み? 防空訓練同じく韓国のことですが、浦項から釜山に高速バスで帰っているときに防空訓練があり、高速バスが高速道路(?)に急に停車しました。そして乗員と乗客はバスから降りだし、運転手は他の自動車を停車させて乗客と一緒に皆に傍の畑にうつぶせになるよう促していました。自分は何をして良いか分からず、車掌さんに “ 自分はどうすればよい? ” と聞くとそのまま乗っておいて良いとの回答だったのでこれ幸いに見学していましたが、韓国は大変だなと思いました。 もっとも運転手他の男性は畑にうつぶせになりましたが、女性の車掌は花を摘んで楽しんでいたのはお笑いでしたが! 検問韓国のエンジニアの自宅に招待され、夜の一時ごろまで飲んで食べて楽しい時間を過ごしました。さすがに遅くなったのでタクシーを呼んでもらい帰ろうとするとエンジニアが急にポスコの制服に着替え “ 送っていく ” といわれました。 “ いや大丈夫です。タクシーで帰れば問題ありません ”とことわったところ “ いや送っていく ” と強く言われたのでお言葉に甘えて送ってもらいました。そのホテルへの帰り道、夜遅かったので軍の検問にひかかってしまいました。韓国のエンジニアが説明してくれ、少し時間がかかっただけで通ることができましたが、エンジニアが説明している間、一人の軍人は引き金に手を入れて私に自動小銃を向けていました。私が北朝鮮に関係する人間ではないかとの尋問だったとのこと。そして、エンジニアは尋問がありえると思って送ってくれたようです。 中国人に間違えられたり、北朝鮮関係者に間違えられたり、ソウルの町を歩いていたときにはおばあちゃんに道を聞かれたり、日本人の顔をしていると思っているのは自分だけの思い過ごしのようです。 タクシー今回も韓国でのタクシーの話ですが、夜、食事したあとタクシーに乗って帰る途中、同じ方向に行く他の乗客をよく同乗させます。同乗した韓国の人も当たり前の顔をして乗ってきます。そして、自分の乗った距離に応じた金を払って降りていきます。たしかに合理的で経済的でもあり、飲んで帰るときにタクシーがつかまらなくて苦労した経験がある自分にとっても良いことだと思いますが、日本人の私にとってはどうにもなじめないことでした。メーターどおりの料金を要求される私には、単に運転手がダブルで儲けているとしか思えませんでした。しかもなぜかいつも私が最後になるルートでした。 2,3回そのようなことがあったので、冷たいようですが同乗させないよう運転手に注文をつけましたが、韓国語がなかなか通じず無駄な抵抗が多かったですが! この記事に関するお問い合わせはこちら 問い合わせする 新川電機株式会社 藤嶋 正彦さんのその他の記事 2014/04/08 業界コラム コーヒーブレイク 海外よもやま話 No.3 2014/03/11 業界コラム コーヒーブレイク 海外よもやま話 No.2 2014/02/11 業界コラム コーヒーブレイク 海外よもやま話 No.1 足立 正二安藤 真安藤 繁青木 徹藤嶋 正彦古川 怜後藤 一宏濱﨑 利彦早川 美由紀堀田 智哉生田 幸士大西 公平䕃山 晶久神吉 博金子 成彦川﨑 和寛北原 美麗小林 正生久保田 信熊谷 卓牧 昌次郎万代 栄一郎増本 健松下 修己松浦 謙一郎光藤 昭男水野 勉森本 吉春長井 昭二中村 昌允西田 麻美西村 昌浩小畑 きいち小川 貴弘岡田 圭一岡本 浩和大西 徹弥大佐古 伊知郎斉藤 好晴坂井 孝博櫻井 栄男島本 治白井 泰史園井 健二宋 欣光Steven D. Glaser杉田 美保子田畑 和文タック 川本竹内 三保子瀧本 孝治田中 正人内海 政春上島 敬人山田 明山田 一米山 猛吉田 健司結城 宏信 2024年10月2024年9月2024年8月2024年7月2024年6月2024年5月2024年4月2024年3月2024年2月2024年1月2023年12月2023年11月2023年10月2023年9月2023年8月2023年7月2023年6月2023年5月2023年4月2023年3月2023年2月2023年1月2022年12月2022年11月2022年10月2022年9月2022年8月2022年7月2022年6月2022年5月2022年4月2022年3月2022年2月2022年1月2021年12月2021年11月2021年10月2021年9月2021年8月2021年7月2021年6月2021年5月2021年4月2021年3月2021年2月2021年1月2020年12月2020年11月2020年10月2020年9月2020年8月2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月2019年12月2019年11月2019年10月2019年9月2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2018年2月2018年1月2017年12月2017年11月2017年10月2017年9月2017年8月2017年7月2017年6月2017年5月2017年4月2017年3月2017年2月2017年1月2016年12月2016年11月2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月