有機汚濁モニタVOP-819はプラント排水中の有機汚濁物質をリアルタイムに監視できる製品です。有機汚濁による異常排水を連続監視し水質汚濁事故の未然防止に役立ちます。
新コスモス電機で長年培ってきたガスセンサ技術が開発を可能にした新しい有機汚濁モニタです。

VOP-819本体

サンプリングフロート

特長

1.リアルタイム監視が可能

新コスモス電機独自の技術を集約した有機物高選択性半導体素子が排水から揮発した有機物を高感度に素早く検知します。

2.水質汚濁防止法の規制物質の多くを幅広く検知

COD計では検知しづらいベンゼンやアセトン等の有機汚濁物質も検知できます。
UV計では検出が難しいメタノールやイソプロピルアルコール等をはじめとした幅広い物質の連続監視に対応します。

3.プラント排水の上流を連続監視することで水質汚濁事故を未然防止

連続的に排水中の有機汚濁物質を検知しているので急激な変化や異常を素早く捉えます。
既存の水質分析計よりも低コストで取り扱いも容易です。
UV計よりもより広範囲に有機物を検知できます。

4.メンテナンスの負担を抑えたランニングコスト設計

排水中から気化したガスを直接検知するため試薬等の消耗品がありません。
日常管理として必要なのは、フィルタ・ドレイン、サンプリング流量の確認のみです。
フィルタ交換もお客様にて行っていただけます。
ゼロドリフトに対しては活性炭を通気させた大気を用いて簡単に補正可能です。

用途・アプリケーション例

異常排水を上流で連続監視し、水質汚濁事故を未然に防止

導入対象業種

  • 化学メーカー
  • 企業の研究部門
  • 自動車メーカー
  • 有機溶媒リサイクル会社
  • 医薬品・化粧品メーカー
  • 農薬製造
  • 化学繊維
  • 塗料製造
  • 素材メーカー
  • ゴム製造
  • 香料製造 など

導入企業様が続々と増えております !
サステナブルを意識した企業活動の重要性が今後高まってまいりますので、環境保全の取り組みの一つとして、ぜひ導入をご検討ください。