2017/10/03 業界コラム 岡田 圭一 年に一度は撮りに行かないと季節がやってこない… 地図情報付き風光明媚隠れスポットをお教えしましょう! No.2 青山システムコンサルティング株式会社 顧問 岡田 圭一 1983年 明治学院大学 法学部 法律学科 卒 ...もっと見る 1983年 明治学院大学 法学部 法律学科 卒 1983年 日本通信工業株式会社(現 NEC プラットフォームズ株式会社) 1988年 キヤノン販売株式会社(現 キヤノンマーケティングジャパン株式会社) 1998年 日本ゲートウェイ株式会社 2000年 アジアパシフィックシステム総研株式会社(現 キヤノン電子テクノロジー株式会社)取締役 2003年 OKADA Business Engagement Consulting 代表 http://okadabec.blogspot.com/ セールス&マーケティングコンサルタント、ビジネスエンゲージメントコンサルタントとして中堅中小 IT 系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等々累計 27 社 現在に至る 東京都世田谷区出身 / 三鷹市在住 趣味 写真、写経、読経 Facebookフォトアルバム https://www.facebook.com/okadakeiichiface/photos_all 富嶽三十六”圭” http://img.gg/RPwNACA 二十四節気七十二”圭” http://img.gg/HvNKVuJ 下手の横好きながら安物機材を担ぎあちらこちらと撮り続けるに、妙に心惹かれ毎年時期が来るとその 1 コマを撮らないとどうも気が済まない、季節の到来が感じられない…といった景色に出会うことが有ります。 先日、尊敬する大先輩より頂いた書に『人と人の出会いにも、縁としか説明ができないような不思議さが付きまとうが、人と本との邂逅もまた面白いものである。』といった一節が目に留まりました。 人知れず見せる季節の彩を撮るため、じっと太陽の角度を待ったり、暗闇でクマに怯えつ天の川の好位置を待ったり…。そんな季節の彩との触れ合いとともに、振り返れば娘の命名の際に “彩” の字を選んだのも、人と人の縁、人と書の縁と同じような邂逅の不思議さを還暦前に改めて感じ入るところです。 身近なところで何ヶ所か私が毎年のように通わずにはいられない隠れスポットを地図付き、注意書き付きでご紹介させて頂こうと思います。 「カラマツやダケカンバが織りなす “黄葉” 富士」富士スバルライン奥庭駐車場をご存知ですか? あくまでも私見ですが私は富士スバルライン終点、五合目駐車場に行くことはまずありません。 最近の五合目駐車場は言葉も通じずマナーも好ましくない旅行者の方が大変目立ちます。 いつぞや五合目駐車場に入ろうとしたときに交通誘導の係員が走り寄ってきて「誘導しても言う事を聞いてくれないのでどんどんクラクションを鳴らしてください。危ないので!」と訴えてきたことが有りました。何事かと驚きつつ、念の為ゆっくり慎重に駐車場内に入るとわたくし達と似たような顔立ちの外国人の集団が何組も歩道、車道お構いなしに闊歩し、いきなり目の前で立ち止まったかと思いきや自撮り棒で集団記念撮影…。 ゆっくり走ってはいましたがこちらは急ブレーキ。おまけに歩きながらの飲み食いで歩道、車道問わずあちこちにこぼしてもお構いなし。 さらに突然近寄ってきて外国語でまくしたてられ此方が解らないと身振り手振りで答えると「チッ!」(使えないヤツ)といわんばかりの態度。 三脚抱えてカメラバック背負って歩くには危険なほどの混雑で早々に引き上げようにも駐車場から出るにも一苦労の大汗冷汗。 こうなると坊主難けりゃ袈裟までも…ではないですが、近辺空気も食べ物やらなにやら色々混じり合った匂いが鼻につきそれっきり足が向かなくなってしまいました。 そのような経験から私は終点五合目には近づきませんが、捨てる神あれば拾う神ありが如く、一つ手前の丁度 4.5 合目に当たる「奥庭駐車場」は耳慣れない外国語を耳にすることも少なく妙な匂いも無く、清涼なる空気と野鳥のさえずりがわたくし達を包み込んでくれます。 秋にはカラマツやダケカンバが “黄色” に色づき、朽ち果てた大木のまるで骸骨のようなおどろおどろしい姿と富士山との組み合わせに森羅万象の深遠さを感じられるご覧の一枚を手にすることができます。 奥庭駐車場に停車したらトイレ左側に遊歩道入り口の看板が見えます。 石畳の長い坂道を下ります。およそ 10 分程でしょうか、正面に「奥庭荘」という茶屋土産物店が見えてきます。 実はこの奥庭荘右手水場は知る人ぞ知る野鳥写真の撮影スポット。天気や時間帯によってはまさにバズーカ砲のような超望遠レンズを装着したカメラがずらっと並びます。ネットで検索するとここで撮影された珍しい野鳥の姿を多々目にできます。三脚に足を引っかけたりしないよう注意して静かに近づくと親切なカメラマンさんなら色々と教えてくださいます。(やや自慢げに。笑) 奥庭荘の前を通り過ぎ更に先に進みます。両側は富士の森林限界点まで続く黄色く色づいたカラマツやダケカンバです。 10 分もしないうちに骸骨のような倒木が現れます。 倒木は灰色ですのでやはり空は青い方が映えます。問題は太陽の向きです。富士山は南東方向に位置しますので午前 10 時くらいから正午位が写真を撮るに適した太陽の位置ではないかと。それ以降は写真の画角に太陽が入り込んでしまいますのでゴーストが写ってしまったり。ただこの辺りは撮る方の好みや意図に依りますので色々と楽しんでいただければと思います。 この辺りには好撮影スポットが何ヶ所もありますので、慌てて撮り始めるより少し早めに着いてロケハンしてから撮り始めるもの宜しいかと。 いずれのスポットも旨い空気に霊峰富士の眺め、野鳥のさえずりが心行くまで楽しめます。運が良ければ見たこともないような野鳥が目の前に飛来したり。 遊歩道の一番奥にあずま屋が有ります。 そのまま進みますとグルっと回って元に戻ることとなりますがあずま屋から先は残念ながら富士山は見えにくくなってしまいますのでご無理されませんよう。 もう一つ夜だけの穴場スポットが有ります。 奥庭駐車場から五合目方向に向かい 2km ほどのところに大型バス用と思われる駐車スペースが有ります。 裾野から山頂までダイナミックな富士山を眺めることができるポイントです。当然日中は観光バスが出入りしますので迷惑駐車はマネー違反ですが、観光バスの出入りが無い深夜の時間帯は星と富士山の好適ポイントとなります。 明け方富士山の方角にカメラを向けていたところ運よく流れ星とオリオン座を一緒に収めることができました。 超広角レンズで写したためにやや富士山が平べったく、流星も実際に見たものより小さい印象になってしまいましたが清澄な空気と静けさの中、手はかじかみながらも悠久の時を満喫です。 この記事に関するお問い合わせはこちら 問い合わせする 青山システムコンサルティング株式会社 顧問 岡田 圭一さんのその他の記事 2019/06/04 業界コラム 私家的観音経に勤しむ 第三話 『人間が人間になる前から三毒 “貪瞋癡” は…』 2019/05/08 業界コラム 私家的観音経に勤しむ 第二話 『恩師から聞いた伊藤忠中興の祖の艱難辛苦と観音経』 2019/04/02 業界コラム 私家的観音経に勤しむ 第一話 『念彼観音力は現世ご利益への罠?トラップ?』 2018/06/05 業界コラム 年に一度は撮りに行かないと季節がやってこない… 地図情報付き風光明媚隠れスポットをお教えしましょう! 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Glaser杉田 美保子田畑 和文タック 川本竹内 三保子瀧本 孝治田中 正人内海 政春上島 敬人山田 明山田 一米山 猛吉田 健司結城 宏信 2024年10月2024年9月2024年8月2024年7月2024年6月2024年5月2024年4月2024年3月2024年2月2024年1月2023年12月2023年11月2023年10月2023年9月2023年8月2023年7月2023年6月2023年5月2023年4月2023年3月2023年2月2023年1月2022年12月2022年11月2022年10月2022年9月2022年8月2022年7月2022年6月2022年5月2022年4月2022年3月2022年2月2022年1月2021年12月2021年11月2021年10月2021年9月2021年8月2021年7月2021年6月2021年5月2021年4月2021年3月2021年2月2021年1月2020年12月2020年11月2020年10月2020年9月2020年8月2020年7月2020年6月2020年5月2020年4月2020年3月2020年2月2020年1月2019年12月2019年11月2019年10月2019年9月2019年8月2019年7月2019年6月2019年5月2019年4月2019年3月2019年2月2019年1月2018年12月2018年11月2018年10月2018年9月2018年8月2018年7月2018年6月2018年5月2018年4月2018年3月2018年2月2018年1月2017年12月2017年11月2017年10月2017年9月2017年8月2017年7月2017年6月2017年5月2017年4月2017年3月2017年2月2017年1月2016年12月2016年11月2016年10月2016年9月2016年8月2016年7月2016年6月2016年5月2016年4月2016年3月2016年2月2016年1月2015年12月2015年11月2015年10月2015年9月2015年8月2015年7月2015年6月2015年5月2015年4月2015年3月2015年2月2015年1月2014年12月2014年11月2014年10月2014年9月2014年8月2014年7月2014年6月2014年5月2014年4月2014年3月2014年2月2014年1月2013年12月2013年11月2013年10月2013年9月2013年8月2013年7月2013年6月2013年5月2013年4月2013年3月2013年2月2013年1月2012年12月2012年11月2012年10月2012年9月2012年8月2012年7月2012年6月2012年5月2012年4月2012年3月2012年2月2012年1月2011年12月2011年11月2011年10月2011年9月2011年8月2011年7月2011年6月2011年5月2011年4月2011年3月2011年2月2011年1月2010年12月2010年11月2010年10月2010年9月2010年8月2010年7月2010年6月2010年5月2010年4月2010年3月2010年2月2010年1月2009年12月